2020/11/04 22:51



ユーラシア大陸の最西端に位置する国、ポルトガル。

そんなポルトガルの北部に位置する田舎町バルセロスには、無実の罪で処刑されようとしていた巡礼者の命が雄鶏のおかげで助かった、というお話があります。

(気になった方は、ポルトガル、雄鶏で検索してみてください。)

この「バルセロスの雄鶏伝説」というエピソードが元となって、ポルトガルでは雄鶏の置物「GALO」が全国に広まりました。


今回ご紹介するJARRA GALO “JUSTO”は、この雄鶏(GALO)をモチーフにした花瓶・スティックディフューザーです。

この作品を作ったSOMA IDEASは、ポルトガル人デザイナーのSofiaMarcoの二人による家族経営のデザインスタジオです。

彼らは日常生活で使用されるオブジェクトを、彼らの現代的な感性と独創性により日々の生活に楽しみと驚きを与える事を目的として作品を作成しています。

彼らがデザインする作品は伝統的なプロセスによりポルトガルの工房で作られており、その作品からは新しさのなかにも、どこか懐かしさを感じていただけるのではないでしょうか。







その製造プロセスは複雑でまさに職人技です。まずベースカラーをハンドペイントし、白いレリーフ部分のペイントを落とし、陶器を保護する透明なペイントを行います。また、目とくちばしは手で描いており、個々の作品に独特の味わいをくわえています。




花瓶、スティックデフユーザーとしてご利用いただくのはもちろんですが、その発色の良さにより、オブジェとして様々な場所に置いていただいて生活に彩りをくわえていただけると思います。



ポルトガルでは雄鶏は正義の象徴とされており、家にGALOを置くことは生活への不正を防ぐと信じられています。

この事から、ポルトガル語で「正しい」、「公正」を意味する “JUSTO”という名前をこの作品につけています。

 

ポルトガルで幸運を呼ぶという雄鶏、あなたのお家にも一羽いかがですか。