2020/12/10 22:13
魚の形をしたお皿、あなたならどう使いますか。
お皿とは 、「食物を盛る、浅くて平たい容器」というのが一番一般的な意味だと思います。
食器の一つで基本的には料理を載せるのに都合が良くないといけませんので、周辺が高くなっていて円形のものが多いのではないでしょうか。
そういった意味では、今回ご紹介するのは少し変わったお皿です。

浅く平たく周辺は多少なりとも高くなっていますが、その形状は料理を載せるのにはそれ程都合が良くなく見えます。
長方形のプレートと魚の形をしたプレートがセットになった2枚一組のお皿で1枚でも使えます。しかし、魚の形というのは決して料理を盛りつけやすい形状ではないと感じます。
セットになった長方形の皿も魚型の皿が合わさるようになっているため、多くの量を盛りつけられるという程ではありません。
でも、そういった事を補って余りあるデザインだと思いませんか。
盛り付け方は普通の丸皿より工夫がいるかもしれませんが、このお皿を使うことによって日常の食事を少しだけ弾ませることができると思います。

このお皿は前回“GALO”(雄鶏の花瓶)でもご紹介したポルトガルのSOMA IDEASの商品ですが、デザイナーのSofiaとMarcoの大のお気に入りの作品で、ポルトガル語で最高でより高級で美味しいイワシを意味する(Sofiaからそう説明されました)”PETINGA”という名前をつけています。

2つのプレートを別々に使用する他に、2枚のプレートを重ねて1枚の皿のように使うこともできますので、複数セットがあれば色々な組み合わせを楽しめます。

また、ポルトガルらしい鮮やかな色彩ですので、使用しない時はインテリアとして飾っておいてもいいですし、小物入れとして使っていただけると思います。

ポルトガル人が愛するイワシをモチーフとして、ポルトガルの文化を大事にするポルトガル人デザイナーが作ったユニークなお皿。
使い方はあなた次第です、いかがですか。